今日は家でぐだぐだすると決めた日。
雨がふって暇なので、適当にブログ書く。
ちょっとバンクーバーの歴史を交えつつ、ギャスタウン(Gastown)という街を紹介します。
このギャスタウン、バンクーバー最初の街でもある。
まずここがウォーターフロントステーション。
3つのスカイトレイン路線(地下もぐったり空飛んだり、つまりつくばエクスプレス)とシーバス(海の上走るバス、つまり連絡船)の発着点でもある。
立派な駅舎。
ここよりWater St.を東に進むとギャスタウン。
石畳が続く街並みは、どこかノスタルジックな雰囲気。
ショップやレストランが立ち並ぶ。
でも1つ注意しなくてはいけないのがこれよりさらに東の区域。
Columbia St.より先はバンクーバーで最も危険な場所。
様々なガイドブックや案内人がこぞって「行くな」と言う。
1度迷い込んだことはあるけど、本能的にすぐやばいと気づき、早足でなるべく気配を消して立ち去りました。
何がやばいか説明は難しいけど、とても気分が悪くなる。
ではちょっとここでタイムスリップ。
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というわけで、1867年。
イギリス人ジョン・デイトン(John Deighton)がこの地にやって来た。
「うーわ!!何もねー!!!
何もない原野だけど、ここに家つーくろっと!!
だって俺どこに住んでもいつも騒がしい(gassy)って近所から苦情くるもん!!!」
というわけで彼は1軒の家を建てた。
しかし、彼の騒がしさは広い原野の中で愉快なものだったのだろうか、
彼の家を中心に集落が造られ始めた。
そしてこの街はデイトンのあだ名「Gassy Jack」(騒々しいジャック)からとって「ギャスタウン」と名付けられた。
ここがバンクーバー発祥の地。
1886年、大火による焼失にあうも大陸横断鉄道の開通により復興。
だが20世紀に入ると徐々にさびれ、ゴーストタウン化してしまう。
1960年代後半の復興計画により古い建物はレストランやショップに改築され、現在に至る。
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街の見どころはこの蒸気時計。
高さは5.5m。
15分ごとに汽笛を響かせます。
観光客や地元の人々で賑わう今日のギャスタウン。
デイトンも一緒にどこかで騒いでるんじゃないでしょうか。
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ちなみに「近所から苦情が来た」というくだりは僕の創作ですのであしからず!
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