2012年9月15日土曜日

Elbow Room と Big Ass


学校の先生おすすめのカフェThe Elbow Roomへ先生と友達数人で行ってきた。

ここの特徴は名物ウエイター。
見た目は初老のおっさん。
普通の店なら日本並みとは言わないまでも、ウエイターは愛想のいいもの。

ところがここのウエイターは真逆でなんと客に向かってとんでもない悪態をつく。
態度も悪いし、皮肉も大好き。

そこが客にウケてるみたい。
客はみんな理解した上で来店してるので、何を言われても笑い飛ばして逆に悪口をお返ししたり。

店内は良い雰囲気。写真ブレブレやけど。

俺も店に入って「友達が中にいる」って言っただけなのに、

「OK, Get out!!」とか言われた!

とんでもない店だ。
ていうかどっちだよ。

さらにとんでもないのは名物のパンケーキ。
通称Big Ass(デカいケツ)
友達と12インチのものをシェアすることにして注文した(ウエイター「お前らじゃ食いきれないよw」)


ウエイターの毒舌を楽しみながら待つこと10分(店内の黒板には「待てないんならマックに行けよ」って書いてあったw)。


でけえよ!


こんなん出てきたw

とんでもなくでかくて分厚い。
シロップとバターでいただきます。

2人がかりでやっと食べきりました。
「Good Job」って言ってくれた。



他にも聞こえてきたウエイターの言葉、

・客が呼んだら、「I'm busy, shut up」
・客が料理を褒めたら、「そうか。なら、ファッキン・ドネーションをくれ」

などなど。
もっとあったけど忘れてしまった。


でも不思議なことにどれだけ悪口が飛び交う店内でも、その何倍もの笑い声が響きあうのでとても心地よく食事が楽しめた。
狭い店内、食べ物を待ってる時間も客とウエイターの会話がよく聞こえ、次はどんな悪言を言い放つのかワクワクしながら楽しめる。

名物ウエイターのしゃべりもクセがあり、どれだけひどいことを言われてもなぜか許せてしまう。

プロなんですね。

ちなみにどれだけ口は悪くても仕事はしっかりしてました。


発想の転換、難しいことやけどうまくいくとこれだけ面白いことができるんやな。



でも日本語じゃうまくいかないやろなー、とも思ったり。

日本語って悪口のレパートリーが少ないことをこちらに来て実感してます。
よく「スラング教えて」って言われるが、さて何を教えたらいいのかさっぱり。
2、3教えても「もう知ってる、他にはないの?」と返される。


それだけ悪口が少ないってことは、使ったときには非常に重い意味合いを持ってるのかな。
それをウエイターに言われたら不快やと思う。

でももしかしたら日本にもこういうカフェあるんかもね。
知ってたら教えてください、比べてみたいんで。




他にもいろいろ黒板に書いてあった。
暇つぶしに読んでみてはいかが。






1 件のコメント:

  1. あっ、今気づいたけど、パンケーキに申し訳程度にのってたフルーツは、パンケーキを人の顔に見立ててたんですねー。

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