ちょっとの間、カナダへ行ってきます。
10月には日本に戻ってくる予定。
滞在先はバンクーバー。6月までの3か月間はホームステイをする予定です。
滞在中は語学学校へ通って英語の勉強をします。
上級クラスへ行って、学校が斡旋してくれる現地の企業インターンに参加することがまず目標。
職種などはまだ未定です。
さて。
少し前のブログで留学中に読む本を選別するという話をしましたが、数冊決まったので紹介します。
丸山真男の『日本の思想』
難解な1、2章と講演形式で理解が容易な3,4章からなる本。3,4章は抜群におもしろく、第4章「「である」ことと「する」こと」は高校のときに読んだ人もいると思う。
何度も読み返して1、2章もモノにできたらいいな。
遠藤周作の『深い河(ディープ・リバー)』
以前は『沈黙』を持ってくと宣言してたけど、ちょっと暗すぎるからやめた(笑)
こちらは遠藤文学の集大成ともいえる作品で、彼の思想が凝縮されてる。卒論の準備も兼ねて読みこむ。
尾藤正英の『日本文化の歴史』
これは日本文化史を思想面を中心に俯瞰していくものなので基礎知識の確認にも使える。帯にもあるように従来の論を打ち破る「大胆な」尾藤論が楽しめるのもいい。
ついでにこの本を読んでから思った話をします。ちょっと偉そうな話になるけど。
留学して海外に行くと、日本での生活が思い起こされ比較されることは必至。そして日本文化の性格など論じたくなると思う。
留学生が書いたそういうブログを実際ちょくちょく見かける。
でもちょっと待ってほしい。
以下、本より引用
ここでいう文化とは、さまざまな文化遺産や文化現象そのものを指すのではなく、それらを包括しつつ、歴史的に形成されて来た日本人の生活や思考の様式の全体を、特にそこに現れた民族としての個性ないし特性に注目して考える意味の概念である。
(中略)
いわゆる日本人論や、日本的経営に関する議論の背景には、当然ながらこのような意味での日本の文化に対する関心があった。
(中略)
ただそこに歴史的視点からの考察が、欠けていたとは言わないまでも、不十分であったことは否定できないだろう。
ある個人の観察や、あるいは海外や国内での体験に基づく立論は、そこにいかにすぐれた洞察が示されているとしても、やはり主観的という批判を免れることは困難である。
というわけで、歴史的視点を欠いてしまっていては、せっかくの海外体験を通して得られた日本についての論も主観的で盲目的なものになりかねない。
海外へ出ようとする人は、その前に日本文化、思想についての著作のいくつかに触れておいてほしいと思う。基礎知識や客観的な意見を読んでおくことは絶対に役に立つと思う。ステレオタイプ的思想にこだわりすぎるのもいけないけど。
もう出ちゃってる人は帰国後でも遅くないと思う。望ましいのは事前にしておくことやけど。
なんて、
まだ留学前なのに偉そうなことを考えてる。もちろん本も全然読めていないし、自分の血肉にできてる本もまだ僅か。
一応、日本研究生のはしくれなもんで・・・。あまり海外ばかり気にしすぎて足元がおろそかな人を見かけるたびに「もったいない」と思ってた。
って数人の友達に喧嘩売ってるわけですが(笑)
ぐだぐだ語るのはここまでにして、とりあえずいってきます。
いっぱい見て、
聴いて、
やってみて、
考えて、
日研生の留学ってやつをしてみます。
次回の更新はカナダですることになるのかな。
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